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 gdr_b05 2009/11/25 (Wed)

「私たちポケモンはトレーナーに攻撃できない。ポケモンバトルの基本的なルールだ」
 当たり前のことを言った自分に、素直に頷き返すトレーナーに気を良くしながら、シードラは続けた。
「だがこの言葉は正しくない。正確には、トレーナーにポケモンわざを繰り出せない、だ」
「どう違うの?」
「私はお前に常々、相手の言葉に惑わされるな、と言っていたよな?」
「うん、バトルに勝つためには冷静な心が必要なんだよね。何を言われても焦っちゃいけないし、怒りで前が見えなくなるのはサイアクだって」
「そうだな。これはトレーナーとしては常識だ。
 大抵のトレーナーはクラッシュトークを想定しているし、ほとんど初見の野良バトルで急所やトラウマを抉るような凄まじい言葉が飛ぶこともない。
 だが、どんなトレーナーもバトル中に全く動揺しないかというと、そんなことはない」
「私もきっと、シードラが一撃で倒されちゃったりしたら、頭の中が真っ白になると思う。そうしたら後はずるずるだね。
 まだまだ精進が足りませんっ」
「そうだ。ポケモンの攻撃で、トレーナーは容易に精神を乱される。これは禁止されていないよな?」
「そうだね……。当たり前だったけど、そういう言い方もアリかな」
「自分のポケモンが一撃で倒される。動揺するよな?
 相手のポケモンと、相手のトレーナー両方にダメージを与える。二重の意味で攻撃技だ」
「攻撃技? えっと、対になるのは補助技だけど……。
 トレーナーはねむりごなで眠ったりしないよ」
「夜中の三時に突然バトルを挑まれて、相手のポケモンがさぞ気持ちよさそうな"あくび"をしたらどうだ」
「あ、それは、うん。かなり眠気がクるね」
「そうだ。やりようはいくらでもある。相手のトレーナーに、ルールを破らず補助技を仕掛けることは確かにできるんだ。クラッシュトークはバトルのルールによって無効化されたのではなく、広く知れ渡って対策が練られすぎたに過ぎない。
 だから服を着ろ、水着のおじょうさん。
 そしてジムリーダーを"こんらん状態"にしてやれ」

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