スポンサーサイト --/--/-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

|


 gdr_c06 2009/11/26 (Thu)

 カントー地方にはセキチク、グレン、マサラを結ぶ19から21までの水道がある。
 この三つの水道をまたぐ巨大なメノクラゲの群れについて、カントーの海に住む水ポケモンたちで知らぬ者はいない。
 湾内に広く分布するメノクラゲは、カントーのトレーナーたちにとって最も遭遇率の高いポケモンの一つだが。数ヶ月までは群れと言っても点在する小さな纏まりで、はぐれも多く存在していた。
 それを北から流されてきた一匹のメノクラゲが、瞬く間に纏め上げてしまったのだ。
 タッツーは自分たちの群れの時期リーダー候補として、そのメノクラゲを遠巻きに眺めたことがある。
 そのメノクラゲの群れは、全てが集まると小島ほどの大きさになると言われていたが、そのときは数匹のメノクラゲを中心に、十匹から二十匹ほどの纏まりが護衛するかのように流れていた。
 中心のメノクラゲのうちどれかなのだろうと、護衛たちに睨まれぬように観察すると、青い体に大きな赤い水晶を二つ持った通常の個体とは別に、紫の体に緑の水晶の、いわゆる色違いのポケモンが三匹居た。
 その中のどれかがボスなのだろうと、随伴していたシードラの一匹に尋ねてみると、彼の答えは否であった。
 メノクラゲの群れのボスは、その三匹を侍らせているのであって、内のどれかではなく通常色であるという。
 タッツーは色違いのポケモンと遭遇する、確率というやつを考えて眩暈を起こした。それが三匹。
 珍しさではない、この巨大な群れを統率する根拠は断じて珍しさではないのだ。体がずば抜けて大きかろうが、例え足が一本多かろうが、色違いの珍しさと神秘性に敵うものではない。ならば強さか。
 ふとタッツーの脳裏に閃くものがあった。色違い三匹分を上回る低確率。強さに直結する。ああ、正しくあのメノクラゲは、この巨大な群れを腕っ節で治めているのか。
 HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さ。この六つに生まれつき0から31まで与えられる才能と呼ぶべきもの、固体値。
 ほぼ間違いなく三つ以上、固体値31があるのだろう。それを持ってすれば、色違い三匹を従えるなど、造作もないことだ。

スポンサーサイト

| comment(0) |


<<雑記 | TOP | gdr_b05>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://tenmet.blog52.fc2.com/tb.php/58-59951e6f

| TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。